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執筆者の写真裕樹 高野

川越唐桟 その1

初めて買った着物は、仕立てあがりのウールの着物でした。

2枚目の着物を買う時、次は仕立てようと思いました。 どうせ仕立てるなら、地元の埼玉にある織物にしよう!と思い、 川越唐桟を仕立てました。

川越唐桟というと「縞」を思い浮かぶ方が多いと思いますが、当時の私が選んだのは、きわめて細い双糸と呼ばれる2本の糸を撚り合わせた糸で織られた、算崩嶋(さんくずししま)という、算木を崩したように三筋ずつ縦横に石畳のような柄の川越唐桟を選びました。 算崩嶋の赤いものを「もみじ柄」というそうです。

絹の様に柔らかいですが、目が詰まっているのであまり風を通さず、単衣でも意外に温かいです。

撮影をしていて、ふと手持ちの反物を羽織代わりにあわせてみたくなりましたが、コーディネートはあまり得意でないし、個性的すぎる傾向なので、我ながら・・・かな(;^ω^)​

 

川越唐桟の「唐桟」って何だろう?と思ったかたは、詳しくはwikiのリンクを貼っているのでそちらをどうぞ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E6%A1%9F ざっくり言うと、川越唐桟=川越産の木綿の織物。

 

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